【2026年最新】マルタのワーホリビザを自力で申請する完全手順
この記事でわかること
2026年1月開始の新制度。VFSグローバル経由で申請、ビザ申請料は無料。シェンゲン経由の航空券NGなど独自の落とし穴を公式情報をもとに徹底解説。
目次
マルタのワーホリビザとは
マルタと日本の間でワーキングホリデー協定が締結され、2026年1月から日本人向けのワーホリビザが開始されました。ヨーロッパで英語が公用語の島国マルタに最長1年間滞在でき、観光・就労・語学学習を組み合わせることができます。
EU加盟国でありながらユーロ圏、英語が通じる、地中海の温暖な気候——という条件から、オーストラリア・NZに次ぐ新たな選択肢として注目されています。
💡 ビザ申請料は無料(マルタ政府分)。ただし申請窓口のVFSグローバルへのサービス利用料(数千円〜1.5万円程度)は別途必要です。制度開始直後のため、VFS側の受付体制が整い次第の申請となります。最新の受付状況はVFS公式サイトで確認してください。
基本情報
- 対象年齢:申請時に18歳以上30歳以下
- 滞在期間:入国日から最長1年間(365日)
- ビザ申請料:無料(VFSサービス料は別途)
- 申請場所:VFSグローバル東京センター(中央区築地5-6-10)
- 申請のタイミング:入国予定日の6週間前までに提出必須(審査に6〜8週間かかるため2か月前推奨)
- ビザ取得は1回限り:延長・再申請の制度は現時点でなし
申請条件
- 日本国籍を有すること
- 申請時に18歳以上30歳以下であること
- マルタでの休暇が主目的であること(就労は資金補充の付随的なもの)
- 犯罪歴がないこと
- 健康状態に問題がないこと
- 扶養する子どもを同行しないこと
必要書類チェックリスト
書類はすべて英語で用意します。日本語の書類は認定翻訳者による翻訳が必要です。
- ビザ申請書——すべての項目を記入・署名したもの(VFSで入手可能)
- パスポート(ICパスポート)——マルタ滞在期間+さらに90日以上有効なもの。コピー1部も用意
- 証明写真——ICAO規格(パスポートサイズ)、6か月以内撮影、1枚
- 無犯罪証明書(英文)——警察が発行する犯罪経歴証明書の英文版。取得に数週間かかるため早めに手配
- 英文銀行残高証明書——3,500ユーロ以上を推奨(最初の3か月分の生活費相当)
- 航空券の控え(eチケット)——英語表記、往復または帰国便購入の資金証明。公式案内ではシェンゲン圏外を経由するルートが望ましい(preferably)とされている
- 海外旅行保険の付保証明書(英文)——補償額10万ユーロ以上、シェンゲン協定国全体をカバー、入院・賠償責任・医療搬送を含む、1年間有効
- 宣言書——VFS指定フォームに署名して提出
⚠️ 航空券の選び方で気をつけたいポイント。マルタは実はシェンゲン協定の正式な加盟国(2007年〜)です。ただし、ビザの公式必要書類案内("Documentation Required for Working Holiday Visa")には「Full flight itinerary...preferably transiting outside the Schengen area(できればシェンゲン圏外を経由するルートが望ましい)」と明記されています。"must"ではなく"preferably"の表現である点がポイントで、ビザがまだ手元にない段階でシェンゲン加盟国を経由すると、その国でのトランジット要件の確認が別途必要になりうるための配慮と考えられます。確実を期すなら、ドーハ(カタール)など非シェンゲン国経由のルートを選ぶと安心です。(出典:マルタ移民局公式必要書類案内、2026年5月時点)
無犯罪証明書(英文)の取り方
日本の警察が発行する英文の犯罪経歴証明書は、居住地を管轄する都道府県警察本部の窓口で申請します。取得までに1〜3週間程度かかるため、申請準備の中で最も早めに動き出す必要がある書類です。
- 管轄の都道府県警察本部に問い合わせて申請窓口を確認
- 身分証明書(パスポート・運転免許証など)を持参して申請
- 英文証明書を受け取る(費用は無料〜数百円程度)
💡 東京都の場合は警視庁本部(霞が関)の窓口で申請できます。事前に各都道府県警察本部のウェブサイトで手順を確認してください。
保険の選び方
マルタワーホリのビザ取得に必要な保険は条件が厳しめです。以下をすべて満たすものを選ぶ必要があります。
- 補償額:10万ユーロ(約1,600万円)以上
- カバー範囲:シェンゲン協定国全体(ヨーロッパ旅行中も補償)
- 補償内容:入院・賠償責任・医療搬送(日本への搬送費用含む)
- 有効期間:マルタ滞在の1年間をカバーすること
- 保険料がユーロで記載された英文の付保証明書が発行されること
日本の旅行保険では条件を満たさないことが多いため、クレジットカード付帯の保険では不十分です。AIG損保やエイチ・エス損保など、長期海外保険に対応した保険会社に確認することをおすすめします。
申請の3ステップ
- 書類を揃える——無犯罪証明書の取得から始め、保険・残高証明・航空券を順に準備。入国予定の2か月前には完了を目標に。
- VFSグローバルで予約する——VFS公式サイトから東京センターの予約を取る。人気の日程は埋まりやすいため早めに。
- センターで書類を提出する——予約日にVFSグローバル東京(築地)へ。書類の確認後、マルタ移民局(Identità)によるオンライン面談が行われる場合があります。
⚠️ 2026年1月時点でVFS受付体制が完全に整っていない状況が続いています。実際の申請受付開始日は公式サイトで随時更新されます。申請を急いでいる場合でも、VFS公式の最新情報を必ず確認してから動いてください。
マルタワーホリで働くリアル
マルタは観光大国のため、特に夏の繁忙期(5〜9月)にカフェ・レストラン・ホテルの求人が多く出ます。ただし英語での接客が求められるため、英語力が弱い場合は最初の数か月を語学学校に充てる人が多いです。
給与水準はオーストラリアやカナダと比べると低めです(マルタの最低賃金は月額約1,000ユーロ程度)。現地のアルバイト収入だけで生活を賄うのはタイトなため、渡航前に最低でも3,500ユーロ以上の貯金を準備しておくことをマルタ移民局も推奨しています。
よくある質問
Q. 制度が始まったばかりで情報が少ない。どこで最新情報を得ればいい?
VFSグローバル公式サイト(マルタ)と在日マルタ大使館の公式ページが一次情報です。制度開始直後はルール変更もあり得るため、SNSの個人ブログより公式を優先してください。
Q. 31歳になる直前でも申請できる?
申請時(書類提出日)に30歳以下であれば申請可能です。ただしビザ取得後に31歳になっても問題ありません。
Q. マルタ行きの航空券は「シェンゲン経由NG」と聞いたけど本当?
正確には「NG」ではなく「推奨されない」というニュアンスです。マルタ自体はシェンゲン協定の正式加盟国ですが、公式の必要書類案内に「シェンゲン圏外を経由するルートが望ましい(preferably)」と記載されているための注意喚起です。ビザ取得前にシェンゲン加盟国を経由する場合は、その国の通過要件を事前に確認しておくと安心です。
ビザが取れたら、次にやること
- 日本から生活費を送金する方法 — 銀行送金より手数料を抑える
- 役所の窓口で使う英語フレーズ集 — 現地の手続きで実際に使ったもの
- オーストラリアのワーホリビザも検討する — 渡航先を比較したい方へ
まとめ
マルタワーホリビザは2026年1月開始の新制度で、情報がまだ少ない状況です。公式情報では申請自体はシンプルな3ステップですが、①無犯罪証明書の早期取得、②シェンゲン圏外経由が望ましい航空券ルートの事前確認、③10万ユーロ以上の包括保険という3つのハードルを事前に把握しておくことが重要です。
制度が新しいだけに今後細部が変わる可能性もあります。VFS公式サイトで最新情報を確認しながら準備を進めてください。
Daiki
自力で海外生活(じりかい)運営者。オーストラリア2年滞在・NZワーホリビザ自力取得・エージェント不使用での各種書類手続き経験をもとに2026年最新の一次情報を発信。
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